1.ソフトについて 5.バージョンアップ関連
2.インストール関連 6.ログイン関連
3.アンインストール関連 7.データ移行・インポート関連
4.再インストール関連 8.その他
より快適にご利用いただくためのご提案
サーバ機の運用について
お客様情報管理ソフトは、SQLServer2016(バージョンによってはSQLServer2008、SQLServer2012)というデータベースを使用しています。
お客様情報管理ソフトを動作し続けますとデータベースに負荷がかかり、ソフトウェアのパフォーマンスに影響を与える場合がございます。
これを未然に防ぐために、毎日の再起動をお勧めします。
サーバ機を毎日、再起動するか、もしくは、SQLServerの再起動をお願い致します。
1.ソフトについて
Q1-1: インターネット経由での利用は可能ですか?
インターネット経由での利用はできません。社内LAN環境のみで使用可能です。
Q1-2: 離れた場所にある店舗間でデータの共有はできますか?
離れた場所にある店舗間でデータの共有はできません。本ソフトは同フロア内での利用が可能です。
※ただしver.3.5.0000 「64bit/Windows8(32bit,64bit)対応版」については、1台でのご利用に限定され、フロア間のデータ共有についても利用できません。
Q1-3: 何件位登録できますか?
約3GBのデータを登録できます。
目安として、1000件の顧客 + 1200件の物件情報 + 60000件の営業情報 = 約1GBです。
ただし、関連ファイル(画像ファイルや図面ファイルなど)を登録すると、そのファイルサイズ分の容量が登録データとして加算されます。
なお、パソコンの空き容量によっては、登録できるデータ量が変動しますのでご注意ください。
Q1-4: インターネットに繋がっていない端末でも利用できますか?
ご利用になれます。ただし「顧客住所の地図表示機能」や「ログイン画面でのバージョン確認機能」は使用できません。
また、ネットワークドライバーがインストールされていないと、関連ファイル(画像ファイルや図面ファイルなど)の登録機能は使用できません。
Q1-5: 関連ファイルにデータファイルや現場写真などを登録することはできますか?
登録できます。
参照:操作マニュアル【3-6 顧客情報の検索・修正 −顧客情報詳細画面− 物件情報>工事履歴A】
Q1-6: どのような情報が帳票出力できるのですか?
帳票で出力される内容は、以下のとおりです。
顧客一覧の場合 顧客情報の場合 営業情報一覧の場合
  <基本情報> <勤務先情報> <物件情報> <履歴情報> <商談メモなし> <商談メモあり>
顧客コード 顧客コード 職業種別 物件1 [工事の記録] 受付日 <商談メモなし>の項目の後に
「商談メモ日付」
「商談メモ」
「次のアクション」
が追加されます。
顧客識別番号 ランク 会社名 郵便番号 物件名 ランク
ランク 種別 電話 住所 工事名 受付担当者
ロイヤルカスタマー 性別 直通 電話 工事形態 営業担当者
判定基準1 生年月日 FAX FAX 引合区分 顧客名
判定基準2 お名前 郵便番号 共通ID 受注金額 物件名
お名前 フリガナ 住所 所有形態 受注日 工事名
フリガナ 電話 E-Mail 建築形態 受付担当者 工事形態
個人法人区分 FAX   ハウスメーカー 営業担当者 電話番号
性別 携帯電話 <家族情報> 土地面積 引渡し日 現場住所
生年月日 郵便番号 続柄 建築面積 協力会社 ステータス
郵便番号 住所 お名前 駐車場台数 器具(品番) 受注日
住所 E-Mail 性別 建築構造 部位 引渡日
メールアドレス   生年月日 間取り   逸注日
電話番号   職業種別 築年度 [販促の記録] 延期日
携帯電話番号       営業年月日 中止日
FAX番号   <ペット情報>   販促種類 見積金額
メモ   種類 <紹介者情報> 件名 受注金額
      氏名 メモ 入金予定日1
      電話   金額1
      FAX [特記事項] 入金予定日2
      郵便番号 ※自由記入欄 金額2
      住所   入金予定日3
          金額3
          入金予定日4
          金額4
          入金予定日5
          金額5
          粗利額

参照:操作マニュアルP54
Q1-7: サーバーとクライアントでの機能の違いは何ですか?
サーバーにデータが保存されるため、サーバーのみデータのインポートツール機能が使えます。
(クライアントはサーバーに保存されているデータを参照・更新します)
それ以外のお客様管理ソフトの機能としては、サーバーもクライアントも同じです。
※ver.3.5.0000 「64bit/Windows8(32bit,64bit)対応版」については、1台での利用に限定されているため、クライアントは存在していません。
2.インストール関連
Q2-1: Windowsファイアウォールを設定しようとしたが、「MSSQL.1」フォルダが見つからない。
以前にSQLServerをインストールしていますと、MSSQL.1の数字の部分が変わってしまう場合がございます。
MSSQL.2など数字の部分が異なるフォルダを探し、マニュアルのMSSQL.1と記載されている箇所をMSSQL.2等と数字の部分を読み替えて設定してください。
他のシステムが同じパソコンにインストールされており、他のシステムがSQLServerを使用している場合は、SQLServerの管理者にお問い合わせし、該当するフォルダを特定してください。
Q2-2: インストール時に入力したキーワードを忘れてしまった。
TCMSフォルダに「tcmsdata」というファイルがあります。このファイルをメモ帳などのテキストエディタで開いてください。キーワードが記述されています。
「tcmsdata」ファイルが見つからない場合は、TCMSフォルダの画面上部ある[ツール]>[フォルダオプション]>[表示]タブ>「すべてのファイルとフォルダを表示する」にチェックを入れて、[OK]をクリックしてください。
Q2-3: 1台で使用する場合はサーバー/クライアントどちらをインストールするのか?
サーバ用です。
Q2-4: 外付ハードディスクにインストールを行うと、サーバ用PCを起動していなくても外付ハードディスクが起動していればクライアントから使用できますか?
使用できません。なお、外付ハードディスクへインストールされた場合、サポート対象外となりますので、恐れ入りますがご注意ください。
Q2-5: インストールCDを挿入しても、インターネットエクスプローラの画面が起動しない。
エクスプローラもしくはマイコンピュータから、CD−ROMのドライブをクリックして[installer.html]を起動させてください。
(3.5.0102/3.5.0001の場合は、「Setup」フォルダ内にある[installer.hta]ファイルを起動させてください。)
Q2-6: インストール時に"必要条件を満たしていない"とメッセージが表示される。
インストールしようとしているパソコンが、必要条件を満たしていない可能性がございます。
ポータルサイトTOPページの「システムの利用に必要な動作環境」に記載している条件を満たしているか、確認をお願いいたします。
Q2-7: インストール中に、"オブジェクト参照がオブジェクトインスタンスに設定されていません。"とエラーが出る。
インストール先のTCMSフォルダ(通常は、c:\TCMS)を削除し、インストールCDから再インストールを行ってください。
Q2-8: インストール中に、"無効な名前空間ですとエラーが出る。
インストール先のTCMSフォルダ(通常は、c:\TCMS)を削除し、インストールCDから再インストールを行ってください。
Q2-9: インストール中に、"エラーコード:2869が発生し、インストール失敗"とエラーが出る。
インストールCDから再インストールを行って下さい。
再インストールの途中でキーワードを入力する画面が表示されましたら、キーワードには「4文字以上20文字以内のアルファベット」を入力するようお願いいたします。
Q2-10: インストール中に、コンポーネントエラーが出る。
下記原因が考えられます。該当するものがないか、確認下さい。
 ・Cドライブが圧縮されてないですか?
  ⇒圧縮を解除してください。 
Q2-11: インストール中に、"ボリュームCが現在使用出来ない"とエラーが出る。
下記原因が考えられます。該当するものがないか、確認下さい。
 ・C:\ドライブに書き込み権限がない
  ⇒C:\ドライブに書き込み権限を付与してください。
 ・C:\ドライブがない
  ⇒USBメモリなどを使ってドライブを追加し、C:\ドライブに割り当ててください。
Q2-12: ウイルス対策ソフトをインストールしていますが、「お客様情報管理ソフト」をインストールしても大丈夫ですか?
インストールが正常に行われない場合がありますので、インストール前に、一時的にウィルス対策ソフトを無効にしてください。インストールが完了しましたら、ウィルス対策ソフトを有効に戻してください。
※ウィルス対策ソフトを無効にする方法については、各ソフトウェア会社によって異なります。詳細はソフトウェア会社にご確認ください。
Q2-13: すでにSQL Server2005(2008)がインストールされてますが、Ver3.5.0102をインストールしても大丈夫ですか?
Ver3.5.0102はSQL Server2016のため、パソコンにすでにSQL Server2005(2008)が入っている場合は、事前にSQL Server2005(2008)をアンインストールする必要があります。
その際、お客様情報管理ソフトの「インポートツール」を使い、データのバックアップを必ず行ってください。また、他のソフトウエアでSQL Server2005(2008)を使用していないかも事前にご確認ください。
(「SQLServer2005(2008)」かどうかの確認は、コントロールパネルの「プログラムの追加と削除」または「プログラムと機能」等から確認することができます)

Q2-14: インストール中にキーワードを未入力などのエラーが表示されてしまった。
インストールCDをエクスプローラーで開き「ServerStandalone」もしくは「Server」フォルダ内にある「setup.exe」を実行して、インストールを再開してください。
3.アンインストール関連
Q3-1: アンインストールをしようとしたが、「MSSQL.1」フォルダが見つからない。
Q2-1と同じ現象です。Q2-1を参照してください。
4.再インストール関連
Q4-1: 再インストールしようとすると、「サーバープリンシパル’tcms’は既に存在します。」とメッセージされ再インストールができない。
アンインストール手順にあるSQLServerの削除を行っていないと思われます。もう一度アンインストールをマニュアルの手順どおりにしていただき、再インストールしてください。
Q4-2: 再インストールの際に、新たにVer3.5.0102をインストールしても大丈夫ですか?
再インストール時に、既存のお客様情報管理ソフトが存在しているとエラーとなりインストールできません。一度アンインストールを行ってから再インストールをお願いします。
その際、お客様情報管理ソフトに保存しているデータが存在している場合は、お客様情報管理ソフトの「インポートツール」を使い、データのバックアップを必ず行ってください。

5.バージョンアップ関連
Q5-1: バージョンアップを行った後にサーバー名が消えてしまった。
サーバ用パソコンにクライアント用バージョンアッププログラムを、あるいはクライアント用パソコンにサーバ用バージョンアッププログラムをインストールしたためと思われます。
■サーバ用パソコンにクライアント用バージョンアッププログラムをインストールた場合
 ・「プログラムの追加と削除」に「お客様情報管理ソフト クライアント」があれば「お客様情報管理ソフト クライアント」の削除を行い、サーバ用バージョンアッププログラムしてください。
■クライアント用パソコンにサーバ用バージョンアッププログラムをインストールた場合
 ・「プログラムの追加と削除」に「お客様情報管理ソフト」があれば「お客様情報管理ソフト」の削除を行い、クライアント用バージョンアッププログラムしてください。
Q5-2: Ver.3.1.0000がインストールされているが、そのままVer3.5.0000にバージョンアップできるか。
Ver3.5.0000へのバージョンアップは、ver.3.3.0000/3.3.0101からのみ可能となります。
現在、ver.3.2.0000より前のバージョンをご利用の場合は、ver.3.2.0000→ver3.3.0101とバージョンアップを行った後、Ver3.5.0000へのバージョンアップを行ってください。
Q5-3: バージョンアップ前に、ウイルス対策ソフトを無効にする必要がありますか?
はい、ウイルス対策ソフトを無効にしてインストールすることをおすすめします。
ウィルス対策ソフトが有効な状態でバージョンアップを行った場合、バージョンアップがが正常に行われないことがあります。バージョンアップ前に、一時的にウィルス対策ソフトを無効にしてください。バージョンアップが完了しましたら、ウィルス対策ソフトを有効に戻してください。
※ウィルス対策ソフトを無効にする方法については、各ソフトウェア会社によって異なります。詳細はソフトウェア会社にご確認ください。
6.ログイン関連
Q6-1: サーバーからログイン出来ない。
表示されたエラーコードから、下記内容を確認してください。
エラー内容 確認事項 対処方法
【エラーコード00001:サーバーがみつかりません】 ・サーバ名が間違っていませんか? ⇒サーバ名を確認し、ログインしてください。
・サーバ名に".(ドット)"が含まれていませんか? ⇒サーバ名の".(ドット)"を削除してログインしてください。
・コンピュータ名が長すぎませんか? ⇒半角だと15文字、全角では7文字を超えてしまうと繋がらない場合がございます。コンピュータ名を短く変更して、ログインしてください。
【エラーコード00002:tcmsは認証できませんでした】   クライアントがインストールされている可能性があります。「プログラムの追加と削除」に「お客様情報管理ソフト クライアント」があれば「お客様情報管理ソフト クライアント」の削除を行い、再度ログインしてください。
【エラーコード90001:予期せぬエラーが発生しました】 ・Cドライブが圧縮されていませんか?  
・tcms_db、tcms_db_logが保存されているフォルダが圧縮されていませんか?  
Q6-2: クライアントからログイン出来ない。
表示されたエラーコードから、下記内容を確認してください。
エラー内容 確認事項 対処方法
【エラーコード00001:サーバーがみつかりません】 ・サーバ名に".(ドット)"が含まれていませんか? ⇒サーバ名の".(ドット)"を削除してログインしてください。
・サーバー名が漢字になっていませんか? ⇒サーバー名を半角英数字に変更してログインしてください。
・サーバー機にて、ファイアウォールの例外設定を確認してください。 ⇒確認内容については、サーバー編インストールマニュアル「5.ファイアウォールの設定」を参照ください。
・サーバー機にて、SQLServerの設定を確認してください。 ⇒確認内容については、サーバー編インストールマニュアル「3.SQL Serverの設定」「4.SQL Server Browserの設定」を参照ください。
・コンピュータ名が長すぎませんか? ⇒半角だと15文字、全角では7文字を超えてしまうと繋がらない場合がございます。コンピュータ名を短く変更して、ログインしてください。
・ネットワークにつながっていますか? ⇒LANケーブルがパソコンにしっかりささっていることを確認してください。
【エラーコード00002:tcmsは認証できませんでした】   サーバーと違うキーワードでインストールしています。アンインストールを行い、サーバーと同じキーワードで再インストールしていただきますようお願いいたします。
Q6-3: ログイン後に、顧客情報管理、営業情報管理メニューが使用できない(ボタンが押せない)。
kokyakuユーザでログインしていませんか?
kokyakuユーザでは、顧客管理、営業管理は使用できません。kokyakuユーザでログイン後、新たにユーザを作成してください。  
7.データ移行・インポート関連
Q7-1: 顧客データベース管理システムからのデータ移行で”DBNullからstringの変更が無効です”のエラーが出る。
旧システムの名称マスタで、一般診断、水廻診断が削除されていて、一般診断、水廻診断に紐づいている項目が残っている可能性があります。
一般診断を削除した場合は、一般診断に紐づいている項目をすべて削除してください。
水廻診断を削除した場合は、水廻診断に紐づいている項目をすべて削除してください。
Q7-2: インポート時に、”インデックスが配列の境界外です”のエラーが発生する。
CSVファイルに不具合がある可能性があります。
操作マニュアル「5-6 CSVファイルからのデータのインポートB −CSVファイルの作成方法@〜C−」の内容を参考に、CSVファイルの確認をお願いいたします。 参照:操作マニュアルP79〜
8.その他
Q8-1: 工事履歴が表示されない。
営業管理の見積り情報を登録すると、工事履歴に表示されるようになります。 参照:操作マニュアルP44
Q8-2: 器具情報が登録できない。
引合情報登録の見積情報で工事名を登録していないと、器具情報の登録が出来ません。
引合情報登録の見積情報をご確認ください。
参照:操作マニュアルP39
Q8-3: 関連ファイルが登録できない。
下記原因が考えられます。該当するものがないか、確認下さい。
・引合い登録後に工事名を登録されていない可能性があります。
⇒工事名を登録してください。
・共有フォルダの設定が行われていない可能性があります。
⇒共有フォルダの設定を行ってください。
確認内容については、サーバー編インストールマニュアル「2.データ共有の設定」を参照ください。
・ネットワークドライバーがインストールされていない可能性があります。
⇒ネットワークドライバーをインストールしてください。
参照:操作マニュアルP37
Q8-4: データの一括変更、一部データの一括削除はできますか?
現在、一括変更や一括削除の機能はございません。
Q8-5: 帳票出力ができない。
帳票出力は、Office Excel で利用できる機能です。
ご利用になれるExcelのバージョンは、インストールされている「お客様情報管理ソフト」のバージョンによって異なりますので下記にてご確認ください。
【お客様情報管理ソフトの各バージョンに対応するOffice Excelのバージョン】
Ver3.4(32bit版)以前:Office Excel 2000-2007
Ver3.5(32bit版)   :Office Excel 2000-2010
Ver3.5.0000「64bit/Windows8(32bit,64bit)対応版」: Office Excel 2000-2013
Ver3.5.0000(Excel20013-2016対応版): Office Excel 2000-2016
Ver3.5.0001「Windows10対応版」: Office Excel 2000-2016
※Ver3.5.0000(Excel20013-2016対応版)については、Ver3.5.0000までバージョンアップしていただいたくことでアップデートが可能になります。(›詳しくはこちら
Ver3.5.0102: Office Excel 2000-2016
Q8-6: はがき印刷が出来ない。
下記原因が考えられます。該当するものがないか、確認下さい。
 ・プリンタドライバがインストールされていない
  ⇒プリンタドライバをインストールしてください。
 ・ハガキ印刷に対応したプリンタドライバがインストールされていない
  ⇒ハガキ印刷に対応したプリンタドライバをインストールしてください。 参照:操作マニュアルP24